7/20(木) 公開稽古②

・演目発表
・タイトル決定
が、今日の議題となる予定でしたが、
演目が決まったらするするっとタイトルとあらすじまで出来てしまいました。
(タイトル決めを楽しみにしていた方、スミマセン…)

決まった演目はこちら。

③『パズルとか伏線とか(仮)』改め・・・

 


■詳しくはこちら【演目決定のお知らせ】


あらすじ
寂れた商店街の救済のために集められたのは、地元商店街の若い世代や専門家たち。
対策を話し合うはずが、立場の違いゆえにぶつかり合い、人間関係で諍いが起こり、議論は紛糾、会議は脱線していく。
ところが、とある小さなキッカケで会はまとまりを見せ、皆の意見が集まることで一つの解決策が浮かびあがる。
そして、怒濤の伏線回収が始まった…!

概要
・商店街の復興について話し合うさまざまな立場の人たち
・なんやかんやありつつ皆の意見が集まることで一つの解決策を導き出していく…!
→という、普通の会議コメディ前半60分。
そして、
・伏線を回収することに喜びを見出した登場人物たちが伏線回収ジャンキーとなり、議題そっちのけで今までに出た伏線を回収しようと血眼になる…
→様子を描く、奇妙な会議コメディが後半60分。
・劇団代表作『ナイゲン』の二大要素“会議コメディ”と“伏線回収”を自ら斬る作品。

なぜ商店街?
・商店街で働く人や外部の人間など、さまざまな仕事のバックボーンを描くことができる⇔これまでは一つの集団内の同質な登場人物を描くことが多かった。(学校、演劇の座組etc.)
・そういえば冨坂は大学時代に「国際地域学部」という学部にいた。

WEBでの共謀イベント色々あります
①Dropboxの共有フォルダを公開
②執筆中の台本、リアルタイムで公開
『冨坂執筆中』7/31~8/31
③冨坂の台本執筆を皆で実況(監視)します
『冨坂執筆中我々監視中』7/31~8/6
■詳しくはこちら

・8/7(月) 公開稽古③では、執筆期間を経て完成した前半の普通の会議コメディ部分の台本読み合わせを行います。
→まずは普通の会議コメディパートを全力でやって(=それだけでも見ごたえのある完成度の高いコメディにして)、それをもとに後半の伏線回収パートを作り上げていきます。

・津和野はすでにチラシを作成中
・今回は冨坂の要望で「商店街の人たちが“ボカスカ”してる」コミカルなイラストデザイン
・冨坂当初の案は「そろそろ写真使いたいよね」だったが、ボツに。

 

中身の話

・「場」というか「議題」を決めよう
…さびれた商店街、商店街のとある店、商店街の祭、商店街のバスの路線
●「AとBの選択肢があって対立するが、Cが出てきて解決」というお決まりパターン。
・冨坂「ロケットみたいになってて、第一段(前半)は『善良な会議コメディ』、第二段(後半)は『真実』」

*このあたりで共謀者の方の携帯の着信音が鳴りご本人が「うそうそうそ!!」と慌てて止めて周りが「ほんとほんとほんと!!」とツッコみ、爆笑に包まれました。そして、このシチュエーションを作中の会議でも使いたいという話題に(本当にお気になさらないでくださいね!)

・伊藤さんコンサルタント似合う(元商店街の人とか)
・三つの立場
=(1)地元(商店街)の人、(2)行政(都会)の人、(3)研究機関(第三者)

・冨坂「ベタにはしたい。ダサくはしたくない」
・淺越「主役は置くのか?」→冨坂「あまり設けたくない」
・津和野「ゆるキャラがみんなのイメージの集合体としてキメラみたいになっちゃう」
・鹿島「前半の普通の会議コメディ部分で何かしらテーマ、持ち帰れるものがあるとよい」
・・・などなど色々意見が出ました。

どんな議題がいいか
ここらで出演者・共謀者の全員から意見を集める。
・商店街を残すか壊してショッピングモールにするか
・地元の人にゆかりのある木(とか建造物とか)を切る(取り壊す)か否か
・民泊問題
・聖地巡礼がかぶる
・聖地巡礼として推していくかどうか
・アーケードを取り払う、または作る
・アド街に出る出ない
・ネーミングライツ
・今やってる町おこしをやめるか否か

などのたくさんの案が挙げられました(共謀者の方の意見が活発でした)

・冨坂としては「アーケード」「町おこしやめる」がピンときたようです。ただ「商店街取り壊すくらい切実なほうがいい」とも。

と、ここらでタイムアップ。具体的な設定を決めるまでには至らず。

 

■出演者・スタッフの日誌■

さて、ということで演目とタイトルを発表しました。 
予定と違ってタイトルもこちらで決めてしまったので、あとはひたすら中身の話し合い。 
「寂れた商店街での話し合い」というあらすじから、具体的にどういった話し合いの場にするか、何を話し合う会議にするか。
「こっちとこっち、どちらが好み?」という二択三択で選ぶのではなく、本当にフリーでアイデアを出し合うブレストだったので、実は不安だったのです。盛り上がるかどうか。
とはいえこの会を盛り上げるための会議をしてもしょうがないので、あくまで作品作りを先に進めるための公開企画会議でないと意味がないと思ってやってみたら、思いの外盛り上がったのは嬉しいところ。
「共謀の皆さんもさすがに今日は意見出しづらいかな〜」と思いながら、「ま、それもやむなし」と思って進行していたら、最後の方で「(商店街の)アーケードを撤廃するかどうかの話し合いにしては?」「今までやっていた町おこしプランをやめるかどうかの話し合いにしては?」といったアイデアが共謀の皆さんから出たのが大収穫。新しいあらすじ(もう少し詳しい版)とか、そういった何か形になるものを決めて終われなかったのは悔しいところ。
書くのは自分である以上、どうやったって「じゃ、持ち帰りまーす」にはなっちゃうんだけど、とはいえもう少し一緒に何かを決めていく達成感は味わいたいよなぁ、というのが反省点。個人的には「伏線回収ジャンキー」「伏線回収地獄」というワードが結構あっさり市民権を得ていたのが印象的だった。
あと「ここまでは善良な会議コメディ」って発言に食いつく皆さんを見て「お主も悪よのう」と思った。っつーことで、7月31日〜8月6日が集中執筆期間です。
次回公開稽古③の8月7日は台本初稿の読み合わせです。
ここまで皆さんに協力して頂いたので、あとは僕が書くだけですね
演目が決まった。正直なところ未練はタラタラだが、決まったからにはもちろん、全力で向かわなければならない。が、どちらかと言えば「伏線」と言われているのものを必要以上に有り難がる風潮に懐疑的な立場である。本来それは物語を膨らませたり整理したりするための基本的なテクニックであり、そこだけで勝負するようなものではない、と思っているからだ。 
「この伏線がどう回収されるか楽しみ」って、伏線だとバレてる時点で”伏”せられてないじゃん、その線。
だから”巧さ”という評価軸はあっても、そしてその構成の美しさに感動することはあっても、「これがこうなってこう」みたいなことを提示されただけでは、「へー、で?」と思ってしまう。作品名は”伏”せるが有名どころだと、「恋愛の通過儀礼」を書いたアレとか、「桜が散ったシーズンにあなたのこと考える」アレとかが、苦手なのだ。
桜庭一樹に『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』という大好きな中編がある。読後興奮のあまり夜道に走りに出た数少ない小説だが、これの面白さははおれにとって、伏線とか謎解きとかに対する大いなるアンチテーゼなのだ。ぜひ読んでほしい。
そんな「伏線懐疑派」だったおれだが、最近なんと「謎解き・伏線回収」で夜道を走らされた小説に出会ってしまった。法月綸太郎『カット・アウト』だ。これもぜひ、とくに伏線懐疑派のあなたに読んでほしい。あなたの伏線観を変えるはずだ。
で、ですね。
わたしは『予習スルハ我ニアリ』というYouTube番組を持っていまして、そこでこの辺りの作品を扱おうと思っているので、ぜひお楽しみに。という宣伝でまとめていいのだろうか。
共謀2日目でした。演目もタイトルも決まった状態で共謀の皆様はびっくりされたかもしれませんが、中身のお話にいけて良かったなぁと!やはり我々の中だけでは出ないアイデアをいただけるのって強いなぁー色んな経験してる方がいてくださるのってでかいなぁーと思いました。次の共謀までに面白い企画もたくさん出来たのでネットで情報を追っている皆様も楽しめるようにがんばります!
 予定では次の共謀には半分までの台本が出来ているらしいですが…!みんなで期待しましょう!!!
作品とタイトルが決まりましたね。てかもうすでに決まってましたね。
一応、希望してたやつが通ったものの、ここから先どうなることやら!!めっちゃ盛り上がったのにやらないとか、持ち帰って全く別のものになるとか。それが冨坂。
あれだけやったけどこっちの方が面白いからこれで。(近くにいると被害が!)
でもしがらみなく面白いに突き進んでいく冨坂さんのことやからとんでもないものができることでしょう。我々もそのために身を削ります。どうかご期待下さい!!
 商店街の話、自分がどんな役やるかあんまりピンと来ないな。たぶん商店街の中の人ではないような気がする。お話の中の会議は、「町おこしをやめるか否か」が面白そうだなあと思うのだけど、やっぱり「商店街そのものを取り壊す」ってぐらい切実なほうが面白そうだし善良なコメディとしては感動できそう。「聖地巡礼」はこれはこれで面白そうで惹かれたテーマだけど、架空の創作物をテーマにしちゃうと伏線回収でなんでもできちゃう無敵モードになってしまい、そりゃ確かに今回の作品にはそぐわないかなと思ったり。最後に一つだけ。今日のナンバーワンは会議中に携帯の着信音が鳴り響いて「うそうそうそ!」と慌てる共謀者の方に「ほんとほんとほんと!」とツッコミと爆笑の嵐が起こったことです。これ絶対に本編に盛り込みたい。
『その企画、共謀につき』7/20の企画会議が終わりました。
 本日は遂にタイトルが決定しました。
その名も『そして怒濤の伏線回収』。
あらすじも着々と決まっていきます。
 文芸助手淺越岳人から出る意見や提案を聞くのが楽しい。
 楽しむのもほどほどに自分からも捻り出さなければなりません。
意見を述べるのは本当に怖いです。
そもそも意見を持ち合わせているのかどうか。
己の非力さを知る会議が続きます。
どうにかこうにか言葉を紡ぎたい。
みなさんの背中を必死に追いかけます。
公開稽古2日目でした、演目とタイトルが決まりまして、『そして怒濤の伏線回収』という、寂れた商店街の人々が自分たちの抱える問題を鮮やかな伏線回収で解決する快楽に溺れ伏線回収ジャンキーになってゆくというお話です、なんだそれ。この日はいつもうちがやる「どんな話にするか」という設定を膨らませていくいわゆるネタ出しの日でした。

いろんなアイディアが出るなか「アーケードを撤去するかどうか」「町興しをやめるかどうか」など、共謀者の方から良い意見がやまほど出まして、いやまじでこれ甘えん坊企画だなあと再確認したのでした、あとは書くだけなんですが、いやもうほんと頼んます

やっぱ共謀者の人らの意見はおもろい。
 今日はもうちょい発言抑えようと思ったけど、楽しくなるとつい喋っちゃうな。
とりあえず8月7日までにどれだけ脚本進められるかやな。
まぁ兎にも角にも俺はチラシ作りだよね。承知しとります!
 第2回目の共謀会議はかなり中身の話に花が咲きました。
前半は演目とタイトルが決定したので、それの説明や、これからの共謀の話。
後半は具体的に商店街のあるあるやつに意見が分かれる問題などを出していきました。
また前回のように私たちが話しすぎて共謀者の方から意見を聞くのが遅くなりましたが、ラスト10分くらいで皆様結構案を出して下さり、冨坂さんも気に入った題材が見つかったようでした。あとなんと言っても今回の会議でおもしろかったのは共謀者の方の予期せぬハプニング!
みんな爆笑。
これそのまま舞台で使えるんじゃないかってぐらい湧きました。アンケートにもしっかり答えていただき、今回も身になる会議だったと思います。
いよいよ次の会議ではお話の前半部分の読み合わせをする予定です!
さて、それまでの台本が8月7日に出来ているのでしょうか?!!
まず我々は「冨坂執筆中我々監視中」の配信が7月31日22:00~23:00までありますので、そこでまた会いましょう!!
その企画、共謀につきの公開稽古の二回目ということで、前回の公開稽古で「次回までに演目を決めて、次回はタイトルとか決めよう」と言っていたのに蓋を開けてみればすでにタイトルまで決まった状態でスタートってゆーね。
 演目は「そして怒濤の伏線回収」
 問題を抱えた商店街の面々が会議する話。ま、もちろんそれだけでは終わりませんが。
で、演目決定に伴う新たな共謀企画の発表。
そして作品内容に関する話し合い。
商店街の面々が会議する議題について会議する、とゆうなんだか不思議な状況。
共謀者の方々からもナイスな案が飛び出したり、実際使えそうなハプニングがあったりと濃い時間があっという間にすぎて行きましたね。
さ、これらの案からどんな話が産まれるのか。
順調に台本が執筆されていくよう、しっかり見守って行きましょう
今日はまさに共謀という感じの会議でしたね。共謀者のみなさまのアイデアで、また作品の可能性が広がったのではないでしょうか(どうまとまるんでしょうか!)自分またほとんどしゃべれんかったなぁ…もう全部のせして、老朽化した文化財級の日本最古のアーケード街を使った街起こしをするのをやめる話(最後は祭)でしょう、これは。

 

なお、共謀者の皆様のご意見はTwitterの「#その企画共謀につき」から見ることができます。公開稽古に参加していない方も、ハッシュタグを利用してこの公演のことをガンガンつぶやいてくださいね!

次の公開稽古③は8月7日(月)。アガリスクとしても『新宿コントレックスVol.17』が控えているので通常稽古も8月7日までお休みです。

次回までに台本はどんな展開になるのか、乞うご期待!
我々と一緒に冨坂の執筆を監視しましょう。