作品紹介

あらすじ

寂れた商店街の救済のために集められたのは、地元商店の若い世代や専門家たち。

対策を話し合うはずが、立場の違いゆえにぶつかり合い、人間関係で諍いが起こり、議論は紛糾、会議は脱線していく。

ところが、とある小さなキッカケで会はまとまりを見せ、皆の意見が集まることで一つの解決策が浮かびあがる。

そして、怒濤の伏線回収が始まった…!


作品の舞台「あかり町商店街」とは

関東近郊の地方都市・咲田市の中心部に位置する商店街。駅前商店街ではなく、地元の神社の参道に商店が集まって出来た商店街のため、地元JR駅までは結構遠い。

高度経済成長から結構遅れて店舗数が増えて始めたものの、1975年に大規模な火災に見舞われる。

その火事からの復興のシンボルとして、当時各地の商店街で作られていたアーケードを建設する。

2017年現在、周辺の人口の減少に伴う来街者の激減、各商店主の高齢化・後継者不足により、廃業する店舗が増加中。典型的な「地方のシャッター街寸前の商店街」となっている。
その対策のため、地元商店の若手が「青年部」として集まって対策を話し合う会合を開き始めている。


舞台写真

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(撮影:石澤知絵子)