8/29(火) 通常稽古

●台本をざくざくとカット。

●机の位置、これで本当に大丈夫か?

・奥の席、特に橘と吉岡がかぶりすぎる。
→とりあえず、平行に並んでる青年部の机の間隔を広げてみる。さらに、コンサルタントチームとアーティストチームの机を、その中に入るような角度にする。
…アーティストチームを笠原と美友紀の間に横に置く案も出たが、牟田がほぼ動かず背中向きになってしまうため却下。

・飯田を笠原の隣に移動させる(「飯田文具の代表として会議に参加します」以降)→すると、美友紀が撤去賛成派に移るときも、そんなに大きな移動にならない…?具体的な動きは後から考えるとして、とりあえずこれでやってみよう。

●差し替え変更部分を稽古。孝夫を中心とした泥沼シーンから、離婚の話、小川が真相を語るところまで。
・孝夫と美友紀の喧嘩、二人の体内時計がずれている。
・二人とも切実すぎる

●怒濤の伏線回収部分の話
昨日出された宿題
「自分の役で、ココの伏線を回収したい!と思うものを探しておいてください」

・関がなんで親父(孝夫の父親)を慕っているのか
・智美の落描き
・飯田はなぜ飯田文具を継がなかったのか

…など色々案が出ました。

しかし、話し合いの時間も短く、これだ!という案は出なかった。

高木さんの「怒濤の伏線回収ってのは、新・絆のアーケードのために回収していくのか、それとも全く関係ないもののために回収するのか」という確認によって、冨坂「アーケードのため」という方向性がわかりました。

 

▽執筆中の台本はこちら▽
台本『そして怒濤の伏線回収』
※公開は8月31日(木)まで

 

■出演者・スタッフの日誌■

●お休み…榎並、前田

 短時間の稽古。
普通の会議コメディのクライマックス前、まぁ一番脱線するところですね、を新しく書いたので差し替えて稽古。
ネタをネタらしくやるためには「傷つけずに傷つかずにケンカする」という感覚…ともすると「相手の言動に心動かされましょうね」というお芝居の原理原則を捻じ曲げる行為…が必要になる。捻じ曲げるっていうか、うーん、鼻を詰まらせる、鈍感になる感じ。酷い目にあうことを楽しむというか。
そんなことを考えるのでした。
で、前半の説明をサクサクカット。とはいえまだ尺は長いんだよな。
そして終盤の怒濤部分のネタを出し合ったり。
ネタを昨日書いた三段階のどれに相当するか分類していって、繋げていけばいいんだけど、なんだかまだ頭がバカみたいになっていない。能天気にザクザク行こう。
今日出た大事な視点は「(怒濤の伏線回収って言っても)あくまで“新しいアーケードの形”のために話すんだよね?」というところ。
 うまくコンセンサスが取れていない。または、コンセンサスが取れていないことへのコンセンサスが取れていない。
シーンの解釈に対しても、議論に対しても、こうギュッと共有できない稽古は、正直ストレスであるし、そのストレスがまたアンサンブルを困難にする。
と言っても、どうにかすべきはあくまで自分の話なので今は持ち帰るしかない。
焦りは何も生まない、と頭では解っていても身体が妙に前傾姿勢、バランスが取れない。自分の状態を認識しているからと言って、それをコントロールできなければ意味がない。
こういうときは、コメディが観たくなる。
 今日の山田情報。……逆水平チョップは一日10チョップまで!むしろ10回も許してくれるんや!!ということで、今日は変更したところを少し。稽古後に冨坂さんと話してなんかできない原因を探った。多分これでいけるかな?あとは稽古あるのみ。もうすぐ試演会。楽しめるところまで持っていかねば。
 体調が悪くてぼんやりとしてしまった。怒濤部分の話し合いをしたけれど、実りある会議になったのかしら。明日で試演会の1週間前になるので、明後日には完本させてほしいな。わりとマジで。
 8/29の稽古が終わりました。本日は終盤のシーンについての話し合いを行いました。自分はイマイチ『伏線』という言葉の意味がわかっていないのかもしれません。今更ながら辞書を引いて調べてみました。【①小説・戯曲などで,のちの展開に必要な事柄をそれとなく呈示しておくこと。また,その事柄。 「 -を張る」②のちの物事の準備として,前もってひそかに設けておくこと。また,その事柄。 「 -を敷く」】伏線について考えなければなりません。
 今日は怒濤の伏線回収部分のネタ出しをしました、ネタ出し?!この時期に?!
 明後日の稽古に怒濤の部分まで持っていきますと言ってたけど全然完本してくれてよいのですよ?!遠慮してるのかな?!一気に来るとうちらが台詞覚えるの大変かなーみたいな?!大丈夫!覚えられるよ!むしろ早く来た方が覚えられるよ!プリーズギブミー台本!
 今日稽古の帰りにゆかちんと話してて台詞の八割ガヤどころか会議に参加することがほぼ皆無なことに気が付きました、果たしてそれが怒濤部分で回収されるのか!乞うご期待!
 今日は夜からの稽古だったので飯休憩がなかった。しかし僕は行きしなコンビニに寄り、ミニ冷やしネバネバそばを買った。なぜなら冨坂さんが遅刻してくることに絶対の自信があったからだ。ドンピシャだった。僕はミニ冷やしネバネバそばを食べるのに充分な時間を確保することができた。プラスチックの小ぶりな蓋を開けるとオクラと なめこ、個包装された とろろが現れた。ネバネバ界のTHE ALFEEの登場だ。桜井・坂崎・高見沢を そばの上に乗せ、刻み海苔と練りワサビを投入。麺つゆをぶっかけて混ぜる混ぜる混ぜる。そうそう、これがいいんだよ。ミニ冷やしネバネバそばは僕の口もとでズルズルとぬめりのハーモニーを奏でる。ここに納豆がいればもっとネバネバそばなのになぁ、これじゃヌルヌルそばだよ、などと思いつつもクセのない喉越しを存分に堪能しサッと完食。ミニならではの適度な物足りなさが逆にしっくりくるネ。それでもまだ冨坂さんは来ないので自販機でお茶を買いに外に出る。綾鷹を買おうとしたところで右上にスプライト発見。選ばれなかったのは綾鷹でした。胃の隙間に酸味と甘みの炭酸が効くっ!イイ感じに満ち足りた僕は少し眠気を感じながらも稽古に臨むのだった。以上、本日の飯休日誌でした。
 本日も穴埋め・改変の台本が来まして、小川ぶっちゃけ直前の流れが確定かな?テンションのコントロールがままならぬ。到達点もフワッとしてる気がするし、そこへのルートも見失いがち。目印になるポイントを探って、それを結びつける流れを見出ださねば、と。返し稽古のあと、最後の一時間くらいで怒濤以降を作るためのネタ出し会議。正直、現状怒濤以降の形が全く見えていない…。たぶん冨坂さんのなかで漠然としたイメージはあるんだろうけど、キャスト陣のなかにその指針がないので今一つ手応えがない…。議論のなかで出た意見で冨坂さんに響いたものもあまりなかったっぽいしな…。光あれ​
 今日はまず台本の追加と削除。けっこう大胆に削除していったけど、前より間違いなく面白くなってるので、その的確さにひとり感嘆。役者がこなれてきたらそれでも短くなるだろうし!特に私が!場面足されたので結局分量は増えている気がするけど!
そして後半は、怒濤の伏線回収パートのネタ出し会議に突入。関連付けられなさそうなアイデアがポンポン出てきたけど、これが一体どう回収されるのか??ここからがアガリスクマジック!期待!(いや、力になりたい!)
 2日連続日誌を忘れて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 今日は夫婦喧嘩のくだりをやったりしましたが、コントとしての掛け合いが全然できず。役プラス僕の性質も相まって、必死になりすぎたり自分の間合いでやろうとしたり……どうしたらいいのか、ちんぷん&かんぷんですが楽しんでやっていきたいと思います。あと、怒濤の部分の話なんかもしました。完本が待ち遠しいです。

 

さて、本日8月30日をもって試演会までちょうど1週間となりました。
色々と間に合っていません。

特に、台本の完本は急を要します。

それでも試演会はやってくる。
さあ、共謀しましょう。

◇お知らせ◇
~その企画、共謀につき~
『そして怒濤の伏線回収』試演会
日時:9月6日(水)19:00開演
会場:スタジオ空洞(池袋駅西口 徒歩7分) アクセス詳細
※終演後、アフターイベントとして作戦会議が行われます。是非ご参加ください。
≪チケット予約こちら≫

 

[編集後記]稽古のことを書かないのがデフォルトになってきた人がいますね。高木君なんてもうメタ日誌みたいになってますよ。個人的にはジャンプさんの「光あれ」という聖人のような言葉が印象的です。