8/31(木) 通常稽古

●台本ドバっと刷り直し。怒濤の伏線回収部分が追加。さらに、それまでの部分も変更多数。うっかり見落とさないように要チェック。

●大きな変更点
・最初の休憩シーンがなくなった。…飯田、吉岡、笠原、美友紀がハケない。
→ここで、飯田が「撤去派」として笠原の座席のほうへ追いやられる。
●この流れで最初の席替えが行われる。
・今回の要は、飯田の位置の移動。

 

①飯田追いやられる
②橘も票を持っているのでメインの机へ。
③押し出し式に、小川は飯田の元いた席へ。

これで、撤去案に賛成2・反対7となり、改めて会議が再開。

この時点から、小川がホワイトボードに票数を随時記入していく。

●次の席替え

・51ページ、関が「反対派、集合!」と集まり解散してから、再びの席替え。
・この間に立場を変えた橘が賛成派へ、賛成派サイドに座っていた関と持田が反対派サイドに座ることでわかりやすくする。飯田の位置は同じく笠原の隣。
・さらに、次の採決で美友紀が撤去賛成派に移動。→これも以前は飯田の隣ということで、上の図でいうと橘の位置まで大移動だったが、飯田が近づいたおかげで自然で省エネな動きに。

席替えによってほかにも動きに支障は出ているが、全体的には変更後のほうが何かとスムーズな印象。

●前半部分はざざっとさらいながら、変更を確認しつつさらに修正を加えていきました。

●そして問題の「怒濤の伏線回収」
・持田「ちょっと待ってください!!」までに強烈に臭わせたいエンディング感。→みんなの“帰りそう感”よりも“未来が見える感” ex.美友紀と孝夫の夫婦喧嘩とか謝罪とか、コンサルタントとアーティストの打ち合わせ感とか。

●智美と笠原「わたしも回収されてませんけど」
・この二人の主張をどこに混ぜ込むか?→持田のパートの中に入れるという案もあったが、それよりは持田のパートはこの勢いを大事にして、収束に向かうところで智美と笠原に突入。

●●●伏線回収パート●●●
①自分のことも回収してくれゾーン
②まだ回収してない伏線あるぜゾーン(伏線警察の登場)
③過去の改ざんゾーン

という構成になるそう。
怒濤の伏線回収は、まだまだ終わらない…。

 

▽執筆中の台本はこちら▽
台本『そして怒濤の伏線回収』
※公開は9月6日(水)まで
↑期間延長しました!!!

 

 

■出演者・スタッフの日誌■

 一日稽古。
台本をちょこちょこ直して怒濤部分を追記してまとめて印刷。
変更部分を確認しつつ、ミザンス(また言っちゃった。動きとか立ち位置とか)変えつつサクサクさらっていく。とは言えまだ触れてない変更部分を発見してしまって「やべっ」と。以前からある部分の返し稽古では、孝夫(山田)美友紀(鹿島)間のやり合いが良い感じのノリになってたのと、その時の山田健太郎の表情が新しいタイプの鬼瓦とかシーサーの一種みたいで超面白かったので、そこは安心。
終盤の怒濤部分は持田(前田)による怒濤始め。バカみたいでテンションの高い掛け合いのシーンは楽しいなー、というそれこそバカみたいな感想が浮かんでしまった。
ナイゲンとかハイベンとか今回のとか、アガリスクの会議のコメディって、決して「会話劇」みたいなものとは違うんだな、と改めて痛感。現実的で地味な設定の中で、人間の自然な生理や反応を無視したテンションにならなければならない。
なんていうんだろう、会議しながら漫才(を名乗るのもおこがましいんだけど、便宜上そう呼ぶしかないから呼ぶ)のモードにならなきゃいけない感じ。
でも、それは人間の中に存在しない嘘の状態ではない気がしてて。飲み会とかブレストが異常に盛り上がった時の、自分の状態とか相手の反応(顔色)とか気にせず目の前の一個の話題に皆が食らいついてる状態ってあるじゃないですか、あれみたいなもんだと思うんですよね。だから嘘じゃないんだけど、それを平常心の心と身体で解釈しようとしても「合わないなぁ」となるのも当たり前というか。
そんなことを思いましたとさ。
あとはひたすら怒濤部分を膨らませて持っていく。そのうち最適化はするだろうから、いかにバカみたいな狂騒の会話を書き続けられるかが勝負だ。大変だー。
 とりあえず「コンサルタントさん」というセリフが苦手過ぎる反省はあるが。
前回の稽古から今回まで、みんな準備が為されて来たのか、格段にシーンのグルーヴが改善されていた。が、まだ凹凸は存在するので、もっと滑らかに。もっと鋭く。
誰が、とかじゃなくて総体としてひとつのセリフを淀みなく回す感覚。間とリズムが支配する絶対時間(エンペラー・タイム)を目指して、夾雑物を廃しつつ、添加物を足す作業は続く。
 今日は急に寒くてびっくり。でも元気にしっかりアイス食べました。伊藤さんからパイの実を分けてもらいました。美味しかったです。前半から流すと覚えたつもりのセリフがこんがらがって大変です。覚えます。お風呂でしっかり暗記します。試演会まであと4回しか稽古がないことにだいぶびっくりしています。箇条書きみたいな日誌になってしまいました。ちなみに一瞬代役で山田くんのとなりに座ったので肩パンしたらすごくたくましい腕で楽しかったです。はい!
 今日の山田情報。……家で飼ってるワンちゃんの名前は『きなこ』ちゃんと『ポタ』ちゃんです!……ということで、今日は頭から伏線地獄の入り口までの台本がそう取っ替えされました。微調整により、さりげな台詞変更多々!!いつも惑わされる。試演会まであと少し。踏ん張りどころですね。
 おお、8月が終わった。本番まで2週間以上あるし~って気分だったけど、劇場入り前の稽古日数はそれより少ないのだ。おお。今日はとりあえず怒濤部分の入り口をやった。どういう事になるかってのは、わかった。すごいギアチェンジっていうか、ヘアピンカーブ並みに芝居の向かう先が変わっていく感じがする。しかし、それも含めての『そして怒濤の伏線回収』ってことも考えなければいけないんだろうな。いやまだ全貌が掴めなすぎて(そりゃそうだけど)正直、全然わかんないっす。でも伏線回収していくところは楽しい。この怒濤(別名:地獄)があってこその前半の善良な会議コメディなんでしょうね。その目線を獲得するのはそう容易なことではないと思う。『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』を知ってるかどうかってのはデカイし、出演してるかどうかにもめちゃくちゃ差がある気がする。ポストの視点に立つのは、そんなに簡単なことじゃない。間に合うのか、俺。
 8/31の稽古が終わりました。終盤の新しいところとそれまでの変更箇所を返しました。高木氏の声はやはりいいなとまた思いました。山田氏も体格がいい。動きもいい。前田氏の良いところをもっと引き出したい。と思いました。自分はセリフを覚えて、立ったり書いたりをちゃんとできるようにしようと思いました。
 ウケるようにウケる空気でと言われてもだってここは会議室だし自分は商店街の人たちと言うのがどうしても邪魔をする、役に入り込むからみたいな大袈裟な話ではなく湿っぽくなりすぎず記号すぎずという塩梅が難しいのだ、その点客演の3人はそれが自然に出来てる気がする、単純にお芝居が上手いのだと思う、彼らと同じようには無理なので自分なりにいい塩梅になる状態を探してみたところ、会議室ではなくひな壇にいるつもりでやるくらいがちょうどいいのかもしれない、あと今日はいっぱい落書きできた
 前回の更新記事を見て驚いた。どうやらこのweb企画は飯休日誌ではないらしいのだ。今日の稽古では序盤部分から台本が差し替えられ、細かな変更が加えられていた。また、怒濤の伏線回収部分の片鱗が見えた。そして、今日の飯休憩では東秀の黒ゴマタンタン麺を食べた。注文から程なくしてやって来たのは一見して普通のタンタン麺のようだったが、店員が「よく混ぜ合わせてください」と言うのでその通りにすると、赤みがかったスープの底から真っ黒なペーストが溶け出してきた。それは魔王が本格的に侵攻をかけ始めたときの空の感じに似ていた。名実ともに黒ゴマタンタンとなったそのスープをレンゲでひとすすり。まろやかながらも奥行きのある黒ゴマのコクと唐辛子の適度な辛味が口の中に広がる。それを中細麺に絡めてズズズッ。うまい! ひき肉の旨味にネギのシャキシャキ、ほうれん草の絶妙な存在感。こいつは最高のバランスだネ。思わずスープまで完飲! 短い飯休憩ながらも大満足の40分でした。ごっそさん!!
 今日は持田のわがままシーンが出来ていたのでそこの練習。初見で、まだぼんやりとしか掴めていないのでおうちでイメージを膨らませよう。ずっと座って空気ばっかり読んで相槌を打つだけの持田が急に吠えるからビックリするよね。ホンマ急に知らんがな!って感じの主張やし、お客さんから嫌われないように頑張ろうっと。。
 8月最終日ですね。細かい修正が反映された台本がまるっときて、さらに怒濤展開の序盤も。面白い。怒濤展開はもう一線越えてるので逆にみんなの認識も統一しやすいのかな?試演会まで一週間を切り、おそらく怒濤展開を怒濤のように仕上げていかねばならんわけですが、むしろいけそう。個人的にも怒濤前のほうがいろいろと不安要素があるかなぁ…。とにかくセリフ。あとテンションのコントロール。時間がない…
 怒濤部分がちょっと出来てきた!
ムチャクチャ楽しい!この感じをある程度前半にも反映させねば。
 明日は夕方まで空いているので出来ているとこはちゃんと台詞覚えよう!飲んじゃったから今日は無理だ!
 またやってしまいました。
ほんとに日誌恐怖症になってきました。
熊谷さんからのラインを見て我に帰る日々です。
ごめんなさい。
稽古は楽しいです。
 今日は稽古休憩に黒ごまタンタン麺を食べました。とても美味しかったですが、服にはねると少し黒くなるので要注意です。稽古は怒濤の部分の台本を少しやりまして、「こりゃ面白い」と小躍りしそうになりました。完本が楽しみです。
三濱徹也(音楽) 後半の伏線回収部分が進んでるといいなーと仕事の合間に参加しましたが、音楽のイメージできるほどの進捗はなく残念。相変わらず音楽の話は進まず、進捗だめです。

 

冨坂さんの言う「新しいタイプの鬼瓦」の山田くんの表情。
おそらく、このシーン中の別の箇所を指してそう言ってる気がするのですが、それにしたってこれもだいぶ鬼瓦感あります。
普段はあんなに穏やかな顔をしてるのに…。

さて、試演会まで残りの稽古は4回。
これはだいぶ怒濤の稽古になっていく予感です。

さて、制作からのお知らせにもありますが、劇場での前説とアフターイベントを毎ステージ行います!
開演前にはアガリスク主宰の冨坂が普段の前説に加えて概要の説明などを。
終演後には、出演者もお客様も一緒に語り合える意見交換会の場を設置します。
積極的に質問するもよし。ふらりと立ち寄って誰かの話に耳を傾けるだけもよし。作品をより楽しむ時間として、気兼ねなくご利用ください。

さらにグッズのお知らせもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

また、上にしれっと赤文字で書きましたが、
台本の公開期間、延長しました。
試演会終了の9月6日(水)までご覧いただけます。
まだまだ監視は続く。

▽執筆中の台本はこちら▽
台本『そして怒濤の伏線回収』
※公開は9月6日(水)まで

 

さて、8月が終わり、もう9月。

試演会はもうすぐです。

 

◇お知らせ◇
~その企画、共謀につき~
『そして怒濤の伏線回収』試演会
日時:9月6日(水)19:00開演
会場:スタジオ空洞(池袋駅西口 徒歩7分) アクセス詳細
※終演後、アフターイベントとして作戦会議が行われます。是非ご参加ください。
≪チケット予約こちら≫