8/8(火) 通常稽古

前日の稽古で「席は変えます」ということだったので、
演出の冨坂が指示し、座る位置を大きく変更。
机の並びはこれまで通り客席に向かって縦にまっすぐ置いて、
最初のシーンから数ページあたってみる。

…ものの、「やっぱこの位置はしんどい!」(冨坂)
ということになり、机の並べ方から考え直す。

①進行役の小川
②コンサルタントチーム(飯田・吉岡)
③アーティストチーム(牟田・橘)
④その他の青年部の面々(ほか7名)

を分けたいという希望があり、12人という何かとキリの良い数字が仇となり並びを決めるのにも一苦労。
なんやかんやあり決まったのが以下の席。

舞台奥にコンサルタントとアーティストチームを離して置き、ハの字に開く。
小川の席は飯田から最も離れた場所に置こうとしたが、「末席にいるのはおかしい」という意見が出たため、反対側に座ることに。
飯田との距離もこれぐらいあればよいだろうとのこと。

改めて稽古を再開。

稽古は冒頭からp26までを数ページずつ区切って進めました。
台本のカットもちょこちょこあります。
アガリスクエンターテイメントの稽古ではフリクションボールペンが大活躍します。
それかシャープペンシル。
消せないボールペンは決しておすすめ出来ません。

 

これは冒頭のシーン。
飯田と美由紀が親しげにお喋りしているところにやって来る孝夫。

この後、ドドドっと人が増えていきます。
机の位置は変更途中ですね、この後先ほどの図のように並び替えました。
席の変更は今後もあるかもしれません。
俳優陣はフレキシブルに対応していくことが求められます。

 

以下、稽古を終えた皆さんのお声です。

 

■出演者・スタッフの日誌■

会議の場における並びを決めて(軽く考えて行ったのに、これに結構時間かかってしまった…)、その場を使って動きながら稽古。今回の『そして怒濤の伏線回収』は、最近のアガリスク作品には珍しく、登場人物をキャラクターとしてカチッと作って書いているので、普段と違う役をやる人も多い。
まだ最初だから仕方がないし、稽古なので全然失敗しまくっていいんだけど、普段と似た役をやる人とそうでない人で顕著に差がついた印象。・美友紀(鹿島)はド頭から舞台にいるわけで、もっと図々しく真ん中に居座る気持ちで居てほしい
・橘(榎並)はどうせ声やら外見で相殺されるのだからもっと気が強く上から目線で余裕のあるスタンスで(セリフの言い回しでそれを出すのではない。スタート地点をそこに持っていくように)。
・小川(矢吹)は喋り方のレベルでおじさん感を増さなくてもいい。衣装とご隠居感だけでイケる。
・牟田(甲田)は「嫌味なアーティスト」を演じなくていい。落ち着いてさえいればアナタ十分浮世離れられるから。
といったオーダーをした。
まぁまだ序盤の台本がある部分でさえ情報量的に余白があるので、もう少し各キャラの立ち位置と持っている情報量を整理しないとやりづらいだろうと思う。

また、普段と同じような役割を求められている人もいるけれど、いつもの焼き直しにはしたくないのでちゃんとほっていかないといけない。
さらに今日の稽古でほとんど触れていない人もいるので、そこは早く続きを書いてテキパキ稽古します。

仕事先から一足遅れて稽古場に。こういう日はなんというか、切替が上手くいかない。リズムに乗れないまま終わることが多い。今日も少しだがフワフワと読んでしまった。 
前回の台本を引き続き。上手くハマってないネタの周りをテキストを弄りつつ整理。まあ方向性は共有できたのだろうから経過観察、か。個人的にはやりやすい方に調整できたので収穫あり。さて、そろそろ稽古の頻度が上がってきて、稽古日誌も内容の薄い「頑張ります」だの「お楽しみに!」などが淘汰され始める頃合いに。ぼやっとしたことを書けなくなるぶん、さらけ出せねばならなくなる。ここから先が面白い。 
「お楽しみに!」
 今日は立ち稽古でした。立ち稽古と言っても会議のお話なので座ってることが多いですが、どの席に座っても楽しめるように試行錯誤しながら席順を決めたり動きをつけたりしています。みんなのキャラの立ちっぷりがすごくて負けないように頑張ろうという次第です。あと、時かけやわが家とは違い机が目の前にあるので台本の訂正や追加がしやすいなーと思ったりしました。笑 
 今日は席替えがありました!でも多分、今後の展開によってもだいぶ席替えは行われるかなぁ。ナイゲンや紅白旗合戦のように、客席の座る位置によって見え方が結構変わる予感。なんやかんやあってとりあえず孝夫(山田くん)の隣に。反応してくれるから台詞がないときにめっちゃ絡んじゃうねんけど、気まずい設定やから抑えるの大変。なので休憩中にめっちゃちょっかい出そうと思いました。また席替えがあるまで山田くんよろしく!!
 今回は劇団員は普段とは違う役回りの人が多い(今のところ)。わたしもいつもとは全く違うポジション。真面目なところを生かしつつ、アプローチの仕方が全然違うな、と思っています。伊藤さんの飯田がほんとに楽しみ。まだ台本持ちつつの稽古ですけど、ふとした時の目配せとか、すでに楽しいです。随所にちょっとしたバディ感を出せたらいいなと思ってます(あくまでも現段階での脚本に基づく)
 『その企画、共謀につき』8/8の公開稽古が終わりました。意見が飛び交う良い稽古場になってきてると思います。誰がどこに座るのか、面白い位置を探っていきます。机の配置もそう一筋縄には決まりません。採用されようがされまいが思いついたことはどんどん口にしていく。この姿勢ですよ。自分も見習わなければなりません。特に津和野氏の言葉が冴えた。各出演者に対しての的確な演出アドバイスや脚本についてもズバズバと指摘していく。普段の面白い津和野氏ももちろん好きなのですがこの時の津和野氏は面白さよりもカッコよさが先行する。そして本番では津和野氏のこのような魅力が一気に爆発するのである。お客様、今回も津和野氏はきてますよ。楽しみにしていてください。
 今日の稽古は一言も台詞を発しませんでした!いや悪い意味ではなくてね、そういう役なのです、だから喋らない間何してようかなあって、考えるのが楽しい。しかし自分は山田くんの芝居が好きだなあと、今日改めて思いました、嘘みたいな台詞をほんとのように言うんですもの、前共演した役者さんが、なんでもない台詞のお芝居に説得力がある人を「生活が見える」評してて、山田くんの芝居はまさしくそんな感じ、その役の人が生活が見える、とっても素敵です、今回のお芝居では絡まなそうだけど、なーんか目で追っちゃう役者さんです。
 今日は初めての立ち稽古でした。机の配置と席順が決まりました。スライドショーで説明が始まるシーンまでの台詞はもう覚えました。台本は増えていませんでした。伊藤さんと夕起ちゃんの服が同じ色でした。台本は増えていませんでした。高木くんがコーヒー牛乳をこぼしました。台本は増えていませんでした。台本は増えていませんでした。
 今日の稽古は、まず最初に座り位置、机の位置決めで割と悩みました。人物の関係性や、見せ方も加味しての会議机と座る位置決め。みんなでアイディアを出しながらようやく決まり(昨日の公開稽古から比べると割と変わっていると思います)あとは細かい台本の稽古。昨日から台本の分量は変わらずでしたが、台本上によく登場する●の部分(冨坂さんの頭にはある)の説明、共有をしました。橘、牟田のキャラも昨日より明確化してきた感じ。次の稽古までには更に台本も増えて各キャラのイメージもよりしっかりしてくると思うので、それに期待です。
 本日は台本が増えることもなく、昨日読み合わせた部分を台本片手に立ってみる感じでしたね。ま、会議モノなので立ち稽古でもおおむね座ってますが。その座る配置に関してはいろいろと試したりしてほぼ確定の席順になったのかな?やりながら細かい台詞の変更などもあり、Googleドキュメントで台本チェックしてる方は間違い探し的に変更点を探すのも面白いかも知れませんね。次回は台本進んでるかな?
 テンポ感がないと面白くないとわかっているが、テンポ早めると気持ちがついていかない…なんと初歩的なところでつまづいているのか…次の稽古までにはもう少し落としこんでいかねば。あと、全体を考える余裕を!
こんな面白みのない日誌でいいのかな…3点リーダーばっかだな…
稽古2日目。
今日は頭から実際に動いての稽古。
熱の入れ具合で真面目にも笑いにもなるよなぁという発見が。
がんばります。
 本日は立ち稽古をおこないまして、手探りながらやいのやいのとやっております。会議モノで基本全員が出ているので疲弊も凄いですが同時にやいのやいのとしててとても贅沢だなと感じております。全体の空気を感じながら次回からもやいのやいのとやっていきたいと思います。

 

立ち稽古が始まったので皆さんのコメントもだいぶバラエティ豊かになってきました。
出演者としてはここで演出家からのダメ出しが公開されるのはドキッとしますね。

次回の稽古は8月10日(木)。

次回の創作日誌も「お楽しみに!」