8/23(水) 通常稽古

●追加台本6ページ分。紙にして3枚。2枚抜いて差し替え。3歩進んで2歩下がる。

●62ページ~73ページを稽古。
・主に65ページから。前回もやった、帰ろうとする皆を孝夫が「ちょっと待ってくださいよ!」と引きとめるところから。
・孝夫と美友紀のプロポーズのくだりが、追加された孝夫の思い出語りにより、馬鹿馬鹿しくなる。
・美友紀「孝夫…(感動したかのように)」皆「(感動したかのように)」や、関「知らねぇよ…!」皆「(頷く)」という演出がつき、ベタベタのコテコテに。
→どうせ後でぶっ壊すのでこのぐらいやっておきましょう。

●69ページ、孝夫「俺らだけだったみたい…」美友紀「いや私も受け取ってないから」の後に、智美「家でやれ!」持田「今別居中だから」追加。

 

●美友紀の位置
・帰ろうとする皆(写真右側)に紛れていたが、オイシイ位置ではない。
→むしろ逆側にいるぐらいなのでは?ということで上の写真のような位置に。舞台中央ぐらい。孝夫の動きもそれに合わせて変更。(写真はフィードバック中なので位置は若干違います。孝夫(山田さん)は右側に来る感じです。)
・最初に反対派に加わるのが美友紀なので、この位置のほうが都合がよいのもある。

●最初に撤去反対派にまわるのは美友紀
・美友紀を飛ばして北野が寝返ることになるソーラーパネルのくだりを先に書いてしまったが、やはり先に加わるのは美友紀だ。
・現状、空白となっていた台詞の部分に美友紀が加わる流れを暫定で作る→後からきちんと書き直します。

●吉岡の飯田への反論が強すぎる。あくまでも事実に反論するという言い方で。

 

▽執筆中の台本はこちら▽
台本『そして怒濤の伏線回収』
※公開は8月31日(木)まで

 

■出演者・スタッフの日誌■

●お休み…榎並、津和野、前田

 終盤の返し稽古。
昨日やった、孝夫(山田健太郎)が一人粘って反対を訴えるところをネタに変換したのでそこを稽古、からの、飯田が撤去反対に翻って吉岡と言い合うところ。
大好きな「ニセ良い話シーン」(良い話みたいなしんみりしたこと言わせといて、その後の展開とかそれを聞いてた皆の反応とかで外すやつ)をやったのだけど、山田くんの素朴で素直そうな芝居が似合う。「村」感が似合う。
真面目な顔して突拍子も無いことをやる飯田の伊藤さんも似合う。
吉岡の熊谷さんは「〜〜でも〇〇ですよね」みたいな論戦が似合うんだけど、今日はバトルを欲しすぎて戦闘狂(バトルマニア)みたいになってたので、そこらへんはほどほどに。
ジャンプさんの小川は、物事を穏便になぁなぁで収めようとするナメられオジさんなのは良いんだけど、もうちょい意思が見えたいところか。
美友紀役の鹿島さんは今回、ヤンキー感で行こうと思ってたのだけど、いつのまにか戸田恵子さんバイヴスを出してもらう方向になってきた。なんでだろう。全体として「ベタにやろう」という方向に舵を切ったからか。
関の高木くんは初めて一緒に芝居作るのだけど、「人物←→ネタ」という物差しがスッと通じるので頼もしいし、初めてな気がしない。ただ、もうちょい自由に解き放たないと勿体無いなぁと思ってるのでそういう箇所を設けようかしら。
お休みの人も数名いたし、あんまり出番のない人もいたので個別に触れるのはこのくらいか。
今日稽古しててふと思ったけど、昔は お話・ネタ振り・ネタ発動 で芝居を作ってていたのだけど、最近は お話兼ネタ振り・ネタ発動 だけで組めるようになったなぁと少しは成長を感じた。
あとはクライマックスの伏線回収パート、要素は揃ってて書くのも楽しいのであとはただ作業作業なんだけど、なんかこのお芝居が「普通の伏線回収」パートだけで80分くらい行ってそうだぞ、という危機感を覚えている。
 遅刻して稽古へ。稽古場に着くとシーンの返しをやっていて、穴を開けてすまぬすまぬも思いつつ代役やっていてくれたネコソギから引き継ぐ。昨日からシーンがちょこっと増えている。
少しだけ「良いシーンだなあ」、と思いつつ、思うからこそちゃんとネタの前振りに使ってやらねば。
あと台本読んでたら現状25ページまで一言も発さないことに気付き、少し笑う。ウチの台本は1ページ1分ちょいの換算なので、30分弱舞台上いるのに声出せないのか。最初の一声、怖いわ。
 今日の山田情報。……LEGOのTシャツは4枚もってるよ。ということで、今日は昨日の続きの稽古。そこに少し台詞が足されてよりコメディに。なかなか完本はしませんが、バカバカしい展開が続きそうで。早くお見せしたいなと思います!!!
 少しだけ先の展開が来たものの、まだ動機はわからない。とは言え、場のテンションに引っ張られすぎたのかもしれない。グイグイ熊谷が顔を出してしまったなと。今日貰ったばかりで全体的にガチャガチャとするシーンではあるが、なるほど吉岡はあくまでも現実的で合理的なままでいたほうがいいのか、と思った。「バトルだ!」と思ってキバを剥きたくなってしまいました。吉岡さんはわたしより年下だけど、自分より色んな点で大人だなぁ。
 『その企画、共謀につき』8/23の稽古が終わりました。本日は劇団員の休みがが多く私は代役で参加しました。伊藤氏、高木氏、山田氏と客演陣の方々が見ていて面白い。伊藤氏は見かけも面白いのですが話し方も面白い。普段は非常に誠実な人でそこが生かされているのか今回の役にもバッチリはまっております。高木氏は以前にも書きましたがその声が私はとても好きです。劇団員にはなかなか真似できない。山田氏は長台詞でも聞いていて飽きない。滑舌や声に独特なものがあります。三者三様で強烈な個性の持ち主で自らが自分の良さをわかっているのかもしれません。彼らの良さをさらに引き出して面白い舞台にしたい、そのような思いに改めて至りました。
 この時期の稽古はいつ完本するのかわからない不安と唐突に増えるタスクにもうてんやわんやする、そういう時はもう芝居で気を紛らわすしかないのだけど、今日は小ネタが一個採用されたから良し。
 本日は台本数ページきましたね。昨日冨坂さんから説明のあった怒濤前のクライマックス展開が少しばかり。まだ最後までじゃないし穴も多いけど、やっぱりクライマックス展開の盛り上がりは楽しい。早く最後まで味わいたい。稽古自体は昨日同様クライマックス導入部を中心に煮詰め、新しいトコも手をつける感じで。稽古しながら穴を埋める案を出したり。いいですなぁ。楽しいですなぁ。
 今日も昨日やったところとその続き。
いやー全然うまくやれないなー。
ついつい攻撃的に反旗を翻す感が出ちゃうんですよね。
 台詞の物量に追われて、言うだけでいっぱいになっちゃってるので、一回ちゃんと全体を整理しないとな…あと、飯田にはどこかで上着を脱がせたいと思っているのだが、できれば今日のところにしたいです(衣装がスーツであれば)。
 本日は欠席者が三名の中稽古。
 山田くんのハゲいじりも頭打ちになってきたので、ジャンプさんをジャンプ師匠と呼んでみる新たなアプローチを試してみたり。
 少ないながらも密で良い稽古ができたのではないかなと。
やはり結末が近づいてくると役割が明確になり、俳優の動きに迷いが少なくなっていくなぁ。楽しいなぁ。
 難しいなぁー。2週間後には試演会かー。とビビっております。頑張ります。

 

少しずつですが、それぞれ役の立場とか、どういう風に演じたらいいのかというのが見えてきたようです。
終盤のシーンを演じることで、次に序盤の稽古をやるときにはまた違った発見がありそうです。
とは言え、今は先へ進むのみです。

試演会まで2週間。

 

◇お知らせ◇
~その企画、共謀につき~
『そして怒濤の伏線回収』試演会
日時:9月6日(水)19:00開演
会場:スタジオ空洞(池袋駅西口 徒歩7分) アクセス詳細
※終演後、アフターイベントとして作戦会議が行われます。是非ご参加ください。
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