9/4(月) 通常稽古

●今日も自主稽古。前半を繰り返し稽古していく。

●新しい台本は、13ページ。ほぼ差し替え。

●変更内容
・智美と笠原の伏線回収をしていくシーンで、吉岡と関が回収に積極的になる
・未回収伏線を洗い出す
・ポイント制→吉岡が回収した人にポイントを与える。得点をホワイトボードに板書する。

●机の移動をしたいが、どこで移動しよう?

 

▽執筆中の台本はこちら▽
台本『そして怒濤の伏線回収』
※公開は9月6日(水)まで

 

■出演者・スタッフの日誌■

 怒濤部分を差し替えて稽古。
時間がないからサクサク演出を決めてった。必要な作業ではあるんだけど、それをやってるときの芝居が、絶対ウケない時の芝居だった。昨日初読みした時と台本自体はそんなに変わってないんだけど、全然笑えない。(ただ、酷すぎるセリフをいつもの真面目さで決めて読むときの伊藤さんはいつも面白い)。
昔、長谷川平蔵って人が「窮地の時こそ笑え」って「心に余裕が生まれるから」って言ってたんだけど、そういうことだと思います。
あとPerfume先輩が表紙やってるからビッグコミックスピリッツを買って、久しぶりに読んだ中退アフロ田中のエピソードが刺さりまくったというか、ホント「それーーーーーー!!」ってなった。
それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよbyモロボシ・ダン(ウルトラセブン第26話「超兵器R1号」より)
 ここの自分の記事、弱音に近い言葉が続いている。
エンターテイメントじゃねえなあ、と思う。稽古場で楽しくいることができない奴は舞台上で楽しくならない、これは真だとは思う。
しかし、前向きな言葉が出てこないからと言って、それを回避するために無関係なことを書くのは、不誠実な感じがして居心地が悪いのである。
リアルじゃない文章でお茶を濁すのは、性に合わない。
だからと言って愚痴やら毒やら、後ろ向きなものを書き殴るみたいな排泄行為はしたくない。まだそこまで追い詰められちゃいない。落ちぶれちゃいない。
だから結局、ちょっとサボってまた台本に向かうしかしょうがないんだけど。
と書きつつ飯食ってたら、から揚げを取り落す。
 レポートに追われながら眠気と戦いながら稽古でした。前半戦を細かく区切りながら稽古したり、後半戦は怒濤の部分をみんなで作ったり。とりあえず頭使いました。ひゃーって感じ。なのでアイス食べます。寒いけどね。あと久しぶりに皆揃って楽しかったです。そいえばふと思い出したんだけど稽古前にゆかちんが日誌に書いていい?って言ってたのなんだったけなぁ…
 今日の山田情報!……お兄ちゃんの名前は「雄介」さん。お父さんの名前は「実」さんお母さんの名前は「有美」さん!!……ということで今日は改変された地獄部分を稽古。『回収ノリ』をやるとこが長くて、楽しいけど息切れ。これが観ていてもずっと楽しめるのか。回収ハイにならんといかん!!
 新しくもらった台本、吉岡が板書&ポイントを与える展開になってまして、すげーテンポで板書しなきゃいけない。自慢じゃないがわたしは字が汚い。友人をして「呪いの字」と言わしめたほどです。さらに「字をバランスよく書けない人は超天才かただの馬鹿のどっちか」とも言われたことがあって、明らかにただの馬鹿のほうなので皆さんに読みやすく書けるように、ええ、頑張ります。ただその肝心の文字を書くくだりは、まだ、台本が、ない。おおーい!あさってしえんかーい!
 9/4の稽古が終わりました。本日も終盤のシーンを重点的に稽古しました。非常に難しいシーンです。一人一人が集中して繋いでいかなければなりません。集中力が試されます。稽古を重ねて『完璧』を目指します。
 今日もらった台本に「なにすんだよ」という台詞がありました、自分の台詞の口の悪さに改めてびっくりしました、小学生男子の役なのでしょうか、基本的に台詞の9割口悪いですが自分は東京03の飯塚さんのツッコミが好きなのでそれリスペクトに頑張ります。
 今日の飯休憩は、春樹で辛つけ麺の大盛りを食べた。チャーシュー、卵、メンマ、ネギ、海苔、魚粉、柚子といったトッピングが別皿で提供されるのが嬉しい。まずは麺のみをタレに絡めてひとすすり。おそらく焙煎した唐辛子が使われているのだろう、辛さの種類としては刃物というより鈍器のような感じで太麺との相性もグッド。辛さのレベルも抑えめで飯休で食べるには丁度良い。味変で入れた魚粉の香りや柚子の爽やかさにも箸が進む。しかし、大きな誤算が。「つけ麺の茹で時間+大盛りを食べきるまでの時間+店と稽古場間の移動時間>飯休憩の時間」という説が浮上したのだ。ただでさえ飯を食うのが遅い津和野諒である。これは稽古に間に合わないぜと冷や汗を流すも、隣の席を見るとそこにはペロリの者こと山田健太郎が。「ごめん、ちょっと手伝ってくんない?」と頼んだところ「俺も結構お腹いっぱいなんだよね…」と言いつつ麺に箸を伸ばす優しきペロリ。彼の協力のもと完食し店内の時計を見上げると、針は稽古再開の17時を示していた。髭と眼鏡のシンデレラおじさんふたり。絶望の底にて取り出す携帯の画面に現れたるは「16:55」の表示。そう、店の時計は5分早かったのである。両名、休憩時間内に無事帰還す。満腹満腹。
 無事に第27班の公演を終え、アガリスクに帰ってきました。1日稽古はやっぱりヘトヘトです。あと2日で試演会?!嘘だろ!!1日24時間じゃ足りないよぉ~、精神と時の部屋?みたいなん欲しいよぉ~って感じです。後半酸欠気味でした。でも高木くんが肩トントンしてくれたのでちょっと回復しました。おおきに!そういえば、おおきにってうちのおばあちゃんの最期の言葉だったそうです。おおきにって言って死んでいきたいですね。誰かに感謝しながらこの世を去るって幸せな最期ですね。なに書いてるんでしょうね。疲れてるんでしょうね、きっと。ぴーぷーー!
 本日も冨坂さんは夕方入りで執筆優先。自主練は頭から細かめに区切って返してみたり。冨坂さん合流後は変更された怒濤展開をつめていく。立ち位置など改めて探ったり。あと数ページのはずのラストと、怒濤展開の持田パートと智美・笠原パートの間が抜けとるので、そこさえ埋まれば一応完本なのかしら?あとは覚えりゃなんとかなるのか?覚えられるのか?どうなる試演会…
 台本は増える!
だけども未完!
 稽古が足りない!
 台詞覚える時間も足りない!
そしてあさってはなんと試演会!PANIC!
 ようやく日誌を書くリズムが掴めてきた。
 今日は夕方まで俳優陣だけで稽古。
 怪しいところを詰めていく。
 頑張ります。
 疲労が凄いです。怒濤の稽古。超濃厚魚介つけ麺は僕の胃袋を満たしつつ破壊しようとしていました。試演会まで……あと2日……

 

試演会前、残り稽古1日。
まだ完本せず。

全ては明日の稽古にかかっています。
やることはたくさん。

 

◇お知らせ◇
~その企画、共謀につき~
『そして怒濤の伏線回収』試演会
日時:9月6日(水)19:00開演
会場:スタジオ空洞(池袋駅西口 徒歩7分) アクセス詳細
※終演後、アフターイベントとして作戦会議が行われます。是非ご参加ください。
≪チケット予約こちら≫

 

おまけ

何やら怒られる山田くん。榎並さんも泣いているようですが…

 

実は、稽古風景を撮ろうとしたら絵を作ってくれた高木くんのサービス精神でした。

愉快な人たちの多い稽古場です。

 

[編集後記]
稽古内容の部分が薄くて申し訳ないです…皆さんのコメントから様子を察していただけたらよいのですが…。さて、本番までの稽古日数は数えるほどしかありません。この創作日誌も残すところ僅かとなりました。最後までお付き合いいただけたら幸いです。